年末年始の行事・習わしを日程順にご紹介!

お正月の行事が、年神様(正月様・年徳神)と関係があることを、前回知りました。
お正月はいつからいつまで?分かりやすく解説します

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これが分かったので、今度は年末年始の行事や習わしも確認しておきたくなりました。

12月中旬~1月中旬までを、調べてまとめましたので、ご家族で予定を立てるときの参考になれば嬉しいです(^^)

※載せている日程は、関東のものでまとめています。関東内でも差があると思いますし、【地域差あり】と書いてあるものは、お住まいの地域によって異なりますので、確認されてみてください♪

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年末年始1ヶ月間の予定はこれ!

年末年始の風習や恒例行事、行事食が分かれば、準備も余裕をもって楽しくできそうですよね(^^)
この時期は、願いを込めての習わしが盛りだくさん♪

まずは12月から1月までの予定を、画像でまとめてみました。
画像の後に1つ1つ、説明していきますね。

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忙しい時期になりそうですね~。
では年末行事・年始行事それぞれを確認していきましょう♪

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年末行事4つ♪

年末行事はこちらの4つです。

  • 煤払い
  • 冬至
  • お正月飾りつけ
  • 年越し蕎麦

1つずつ、どんなものか確認していきますね(^^)

煤払い

年末になると、神社の煤払いの様子がニュースで流れたりしますよね。
煤払いというのは、今で言うと《大掃除》のことで、【1年の汚れを払い落とすことで、その年の厄を落とし清める】という行事です。

江戸時代に、江戸城で煤払いをしたことが由来といわれているんですよ。
お家や神棚、仏壇を綺麗にすることで、お正月に来られる年神様を気持ちよく迎える為にも、大掃除は行います(^^)

また、この日から正月の準備を始める日【事始め】です。年賀状の準備も余裕をもって始めないとですね♪

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冬至

冬至の日程は、22日が多いですが、地球の自転・公転の関係で前後する年もあります。

太陽が最も低い位置にある日がこの日に当たり、夜が一番長い日です。
翌日から日が長くなるということで、この日を境に【陽が生まれ変わる・運が向く】と言われ、祝われてきました。

《陰が極まって陽が生ずる》という意味で、【一陽来復(いちようらいふく)】も、冬至を表す言葉です。

そして、『ん』が付く食べ物を運盛りといって縁起が良いとされてきました。
この日にカボチャを食べるのは、漢字で「南瓜(なんきん)」と書くからなんですね(^^)

長期保存もでき栄養も豊富なことから、昔の方は健康でいられるようにと、寒い冬に食べていたようです。

他にもカボチャを含め、これらが冬至の七種といわれています。

  • なんきん(かぼちゃ)
  • れんこん
  • ぎんなん
  • にんじん
  • きんかん
  • かんてん
  • うんどん(うどん)

カボチャ以外にも「ん」が付くものであれば、運気上昇に良いのですね♪

それから、ゆず湯に入るのは語呂合わせということが有名です。

  • 柚子=「融通」がきく
  • 冬至=湯治

ですが、本来のゆず湯に入る意味は、身を清めるため。昔は毎日、入浴していなかったので、一陽来復に備えて身を清めていたようです。

強い香りのするものは、邪気を祓う効果があるので、冬が旬のゆずを使用していました。
入れて入浴することで、血行促進・美肌効果があるのも嬉しいところ。香りでも癒されますよね♪

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お正月飾りつけ【地域差あり】

お正月の飾りつけは数種類。飾る意味はこのような感じです。

  • 門松
  • 玄関に左右一対に並べることで、年神様がやってくる目印になります。

  • 注連縄
  • 神様が宿る場所です。ある日、天照大神が怒って岩の洞窟(岩戸)に隠れてしまい、やっと出てきたところに、他の神が注連縄で岩戸を塞いだという神話が関係しています。

  • 注連飾り
  • 注連縄に縁起物などの飾りを施したものです。飾った内側は清らかな場所となり、災いが外から入ることを防ぐといわれています。

  • 鏡餅
  • 穀物神である年神様へのお供えものです。神様が宿る場所ともいわれています。

お正月に餅つきをするイメージもありますが、本来は年末にする行事

地域差がありますが、関東は26,27,28,30日に飾るところが多いようです。28日は末広がりで縁起が良いとも言われており、厳密に言うと30日は旧暦みそかで31日と同じと考えられるようで避ける方もいます。

また、

  • 29日は二重苦(二重に苦しむ)
  • 31日は一夜飾り(お葬式の準備は一夜で、縁起があまりよくない。前日に慌しく飾るのは神様に失礼)

といって縁起が悪いので、飾るのは避ける風習があります。

年越し蕎麦

大晦日に年越し蕎麦を食べるのは、4つの意味があります。

  • 長寿ソバ
  • 長生きできる意味があります。

  • 福ソバ
  • 昔、金銀細工師はちらかった金粉をソバ粉を使って集めていました。そのことから、ソバは金を集める縁起物となりました。

  • 縁切りソバ
  • よく切れるソバは、1年の苦労と縁を切る意味もあります。

  • 運気ソバ
  • 鎌倉時代、ソバを配った町の人の運勢がよくなったといわれています。

また薬味のネギにも、ねぎらいの意味があるんです。
労ぐ(ねぐ)、祈ぐ(ねぐ)、神職の祢宜(ねぎ)にかけて、1年の頑張りをねぎらう意味もあるんですよ(^^)

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年始行事7つ♪

では今度は、年始の行事・習わしを見ていきましょう。
こちらの7つとなります♪

  • 除夜の鐘(年末から鳴らす)
  • 初日の出
  • お屠蘇・お節・お雑煮
  • 松の内
  • 七草粥
  • 鏡開き
  • どんど焼き

年末よりも、盛りだくさんですね♪
では1つずつ、見ていきましょう。

除夜の鐘(年末から鳴らす)

大晦日から除夜の鐘は鳴らし始めます。
107回を年内に打って、108回目は新年に打ち、108ある人間の煩悩をはらう意味があります。

他にも108の数は、十二ヶ月・二十四節気・七十二候(古代中国の季節区分)を合わせた数だという説もあるんです。

また、除夜の鐘を聞きながら、お寺に向かい年をまたいでお参りすることを、二年参りといいます。

初日の出

年神様は日の出と共にやって来られます。
毎年、寝ずに待つという方もいらっしゃるようです。

年の初めに、最初に現れる山頂の日の出を、御来光と呼びます。

お屠蘇・お節・お雑煮

お屠蘇の『屠蘇』は、邪気を屠り魂を蘇らせるという意味があります。
元日に飲むと、邪気を除き、幸福を迎えられるといわれているんですよ。

【家族全員、東側を向く・厄年の人は最後に飲む・最年長者が年少者にまず注ぎ、最年少から順に飲み、次の人に注ぐなど】、いろいろな作法が地域や家庭によってあります(^^)

また、お節は年神様に捧げる供物。
お雑煮は「五臓を保護する」という意味があります。

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松の内【地域差あり】

松の内(まつのうち)とは、年神様がお家にいらっしゃる期間をいいます。
初詣も元旦にできなければ、この時期にされると良いといわれているんです。

松の内の最終日に、門松などの正月飾りは片付けて、後日行われる《どんど焼き》で焼いていただきます。

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七草粥

1月7日は人日(じんじつ)で、五節句の一つです。
人日とは、その名の通り、人の日という意味です。

古代中国では、元日に鶏・2日に犬・3日に猪・4日に羊・5日に牛・6日に馬・7日に人・8日に穀を占う行事があって、対象になるものを大切に扱ってきました。

7日は人に刑罰を与えず、人を大切にする日ということになります。

そして、唐の時代には七種類の野菜を入れた汁物を飲んでいたんです。これは【七種菜羹(ななしゅさいのかん)】といいます。

一方日本では、芽を出した若菜を摘む、若菜摘みという風習が元々あり、この2つの風習が混じって、七草粥を食べるようになりました。

この日に食べる、春の七草はこちらですよ♪

  • セリ
  • ナズナ
  • ゴギョウ
  • ハコベラ
  • ホトケノザ
  • スズナ
  • スズシロ

鏡開き【地域差あり】

鏡開きの日に、年神様の力が宿ったお餅を食べると、力を分け与えてもらえると言われています。

このとき、やってはいけないことは、包丁でお餅を切ること
切る以外にも「割る」という言葉も縁起が悪いので、話すときも「開く」を使うようにします♪

旧年の無事や、家族が安全に暮らせたことを年神様に感謝しながらいただくと、力を授けていただけるそうですよ(^^)

本来の正しい開き方は、手や木槌で割叩くことですが、難しい場合は半日程水に浸けたり、電子レンジで柔らかくしてから手でちぎると良いようです。

この日、おしるこを食べる地域が多いのは、開いた不恰好な餅でもおしるこならカバーできるからなんですって(^_^)

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どんど焼き【地域差あり】

15日は小正月(旧暦の正月)で、朝に小豆粥を食べて邪気を祓い、健康を願う風習がありました。
赤い食べ物は、邪気を祓うとされていたんです。

小豆粥を食べる習慣は、枕草子や土佐日記にも記されているんですよ(^^)
関東では、この風習はあまり残っていないようですが、日本には残っている地域もあるようです。

どんど焼きは、左義長とも呼ばれ、お正月飾りやお正月に書いた書初めなどを燃やす行事
来ていただいた年神様を、炎と共に見送るという意味があるんですね。

最近では、その地域によって日程が異なるので、確認されたほうがよさそうです。
北海道も、最近は9日に燃やすところもあると聞きましたφ(.. )

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おわりに..

いかがでしたか?
年末年始はいろいろと行事が続きますね♪

年神様と関係するものが、とっても多かったように思います。
身を清めたり、感謝しながら食べ物をいただく風習は、後世に伝えたい奥ゆかしい日本の伝統ですね(^^)

邪気を祓ったり、運が付く食べ物が、いろいろあったことにもビックリ。
匂い・色・食べ物の名前で色々と、各家庭でアレンジもできそうですね♪

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