お正月はいつからいつまで?分かりやすく解説します
今年の年末は主人と初めて、年越しです。
遠距離時代には、一緒にお正月を過ごせたことが無かったので新鮮な気持ちです(^^)
わたしは今まで、歳時には疎かったので、結婚を機にいろいろと調べているのですが・・
お正月に関しては、よく分からないことが多く・・
1月は行事がいっぱいだったり、地域によっては行事の日程の差があったりで、頭の整理ができなかったのです(汗)
しばらく調べてみたら・・なかなかややこしい!
なので今回は、【お正月はいつからいつまでなのか】詳しく解説しながら、まとめていきます♪(わたしも忘れないように笑)
『あら~知らないの?』と思われない為にも、一緒に知識を増やしましょうっ(^^)
文字で見るお正月・昔のお正月・今のお正月は全くちがう!?
タイトルからしてややこしそうですが、しっかり解説していきますね(^_^)
お正月の期間って、捉え方によって全然ちがったんですよ♪
旧暦が考え方として出てきたり、風習そのものが関係していたりで。
でも、そんな中でも一番大切なのは・・
- 神様がいつ、わたし達の元へ来られるか
ここがポイントです(^^)
まずはここから一緒に見ていって、1つ1つ紐解いていきましょう♪
神様を迎える為のお正月
あなたは、年神様(としがみさま)をご存知でしょうか?
他にも、【正月様・年徳神(としとくじん)】ともいわれる神様のことです。
このお話し、これからの説明が分かりやすくなるので説明させていただくと・・
年神様は、その年の作物が豊富なるように・さらに家族の健康や幸せになるよう、導いてくださる神様。
年の初めに高い山から降臨されるといわれており、お正月中は各家庭に滞在され、幸運を授けてくださいます。
一説では、亡くなられたご先祖様が、山や田の神様となり、この時期は年神様となって、わたしたち子孫の繁栄を見守ってくれているとも伝えられているんです。(または年神様が、ご先祖様導いてやってこられるともいわれています)
なのでお正月は、この年神様を迎え入れ、お祝いする為に、様々な風習や行事が生まれたのです。
(お家にご不幸があって、50日を過ぎずにお正月がやってくる場合に、【忌中】の札を貼るのは、《お出迎えをご遠慮する》という意味があったのですね)
文字で見るお正月期間
本題のお正月の期間に戻りまして、先に【文字から見るお正月】の解説からさせていただくと・・
正月って睦月の1月全体の別名。
本来ならば、旧暦の1月という意味なのです。
なので、大きな意味で考えるならば、お正月は1月中といえるのですね。
では今度は、先程の年神様の話に戻って、昔と今のお正月を比べてみます。
先程もお伝えしましたが、年神様の滞在している期間がポイントですよ♪
昔のお正月
元日の朝、年神様が門松を目印にして、各家庭に訪れます。
そして、お家にいらっしゃる期間を、松の内(まつのうち)と言うのですが、昔はこの期間が15日までだったんです。
滞在中、神様が宿ると言われているのが、鏡餅。
再び、山に帰られた後、その年の神様の力を授かるという意味で、20日に鏡開きをし、いただいていました。
今のお正月
ところが、1651年。徳川家光が4月20日に亡くなったときのこと。
関東では1月20日は忌日と、鏡開きを避けるようになりました。
そして、11日に鏡開きが早まったのですが、松の内の最中に行うのもどうか・・ということで、松の内自体も7日に短縮されました。
今でも関西では、松の内が15日だったりするのは、こういう時代背景があったのです。
まとめ
地域によっては他の答えも出てくるかもしれませんが、今回調べた結果では、「お正月はいつまで?」の質問には、3つの答えがあると言えます。
- A1,「1月全体のこと」
- A2,「7日まで」
- A3,「15日まで」
睦月の別名が【正月】だから
年神様が滞在するのが7日までと伝えられている地域だから
年神様が滞在するのが15日までと伝えられている地域だから
少しややこしかったですが、調べてみてスッキリしました(^^)
ちなみに、北海道の松の内は7日までと、新聞のコラムに書いてありましたよ♪
次は年末年始の行事について、頭の整理をしてみましたφ(.. )♪
【年末年始の行事・習わしを日程順にご紹介!】
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