家庭で作るのは難しそうに思える温泉卵。
もし簡単に作れたら、料理のバリエーションも増えそうですよね。
どうにか覚えやすいお手軽方法ってないのかな・・と思っていたら、タイミング良くテレビで「電子レンジで簡単に作れます」との情報がありました。
聞き逃していた部分もあったので調べてみたところ、電子レンジで作ってる方、多数(^^)
でも、ちょっと気をつけなければいけない点が3つあることも判明。
簡単にできる反面、卵をレンジにかけるのですから、爆発しないためのポイントがいくつかあるようなんです(゚゚;)
なので、そうならない為のポイントも踏まえて作ってみました♪
これから温泉卵をお家で作りたい方へ、参考になれば嬉しいです。
ポイントをおさえて作ってみた結果、美味しそうな温泉卵ができあがりました♪
カレーや・・
うどんにのせて、楽しみましたよ。
では、作り方の説明の前に、卵の爆発について少し。
ここは大切なので、頭の片隅に入れておいてくださいm(_ _)m
爆発の原因は?
よく我が家では、角煮にゆで卵もいれるのですが、うっかりレンジにいれて温めてしまい爆発してしまった・・なんてことがありました。
目玉焼きを温めたら、同じようなことが起こったなんて方もいるのではないでしょうか?
これは、卵の膜が関係しています。
黄身の周りは卵黄膜という膜で覆われていて、そのままの状態で加熱をすると、卵黄膜内部(黄身)の温度がどんどん上がり、沸点も同時に上がります。(沸点とは液体が蒸発する温度のこと)
その後、卵黄膜が圧力に耐えられず破裂すると、上がっていた沸点が元にもどり、黄身内部の水分が急激に沸騰し爆発します。
これが水蒸気爆発というもので、レンジの中で起きたり、食べる時に起きることがあります。
食べる時に起きるのは、黄身の逃げ場がないまま、ギリギリの状態で耐えているため、ちょっとした刺激で爆発するようです。
なので作る際には、簡単に作れるけど、このことが起きるかもしれないと理解した上で行うようにしてください。
準備するもの
- レンジ加熱可能な、マグカップ(または湯のみなど)
- ザル
- 爪楊枝(竹串やお箸でもOK)
- お水(水道水でもOK)
では作り方を見ていきましょう♪
レンジで簡単!温泉卵の作り方
まず、マグカップに少しお水をいれておきます。
卵を直接いれると、マグカップにくっついてしまうこともあるそうなので、ちょろっとお水を入れておくことがポイント。
そして、卵をいれ・・・(今回はLサイズを使用しました)
卵が浸かる程のお水をいれます。
ギリギリではなく、卵がしっかり浸かるようにお水は必ず入れてください。
※お水が少ないと、爆発してしまう原因になります
そして、黄身を爪楊枝で数箇所、刺します。(竹串やお箸でも代用可)
このとき、マグカップの底に爪楊枝が当たるまで刺すことがポイントです。
膜に穴をあけて、逃げ場を作ってあげる役割があります。
卵が崩れそうで心配になりますが、怖がらずにしっかり数箇所刺してくださいね。
案外、刺しても崩れませんので(^_^)
ここまで行ったらレンジで温めていきますが、ご家庭のレンジによって卵の温まり方に差が出ることもあるので、ワット数や時間は目安でお考えください。
今回、わたしが行った方法で試してみても、卵が柔らかすぎた・固すぎたということもありますので、最初はどのくらいがちょうど良いのかぜひ試してみてくださいね。
わたしも最初の1つは、ちょっとずつ温めて試しました♪
※ただ、お水もお湯になっていますので、放置している時間も少しず~つ固まります。その点もお忘れなく・・
【我が家のレンジの場合】600W50秒で柔らかい温泉卵。
600W1分で固めの温泉卵が出来上がりました。
(※記事のワット数・秒数は我が家での例です。お使いのレンジや使う容器によって異なりますので、十分ご注意ください。)
これをザルにあげて、水気を切ります。(火傷しないように、気をつけてくださいね)
これは50秒。
こちらは1分です。
綺麗に出来上がりました(^^)
あとはお好きな食べ方でどうぞ♪
サラダにのっけても美味しそうですね(^^)
お家のレンジを特性を調べながら試すと、温泉卵も簡単に作ることが出来ました。
1度どのくらいの時間が良いか分かってしまえば、2回目からは簡単ですね♪
これでレパートリーが増えそうです(^^)
卵が爆発しない為にも、
- お水をしっかりいれること
- マグカップの底に当たるまで、黄身を数箇所、刺すこと
- お家のレンジの適正時間を最初は検証してみること
これらはぜひ、守って作られてみてください。
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