スーパーで買ってきた、あさり。
こんな風に『砂抜きしてから、お使いください』と表示があれば、砂抜き必須ですが・・
表示がなかったとしても、したほうが良いそうなんです。
料理をするようになって、何度あさりの砂抜き方法を調べたことでしょう。
- 砂抜きの時間
- 塩の濃度
- うっかり冷蔵庫に入れちゃった場合
あれ?どうだったけ?と学習力がなかったのでした・・(汗)
なので今回はスーパーでゲットした、あさりの砂抜き方法をまとめておきたいと思います。
そして調べていたら旨みをアップさせる裏技も発見しましたので、そちらもメモとして残してみます。
スーパーのあさり【砂抜き方法】
売られている砂抜き済みのあさりでも、完璧に行われている訳ではないので、家庭でも砂抜きする方は多いようです。
ジャリっと砂が残らないように手間はかかりますが、購入して帰ってきたらそのまま冷蔵庫に入れずに、まず砂抜きを♪
冷蔵庫でしばらく放置してしまうと、冬眠状態のようになり、砂を吐き出すまで時間がかかってしまうそうです。
用意するもの
- 網付きバット
- お水・・・1000ml
- 塩・・・・大さじ2
- 新聞紙またはチラシ
海水と同じ3%濃度の塩水で、砂抜きをしていきます。
小さめのバットなら、500mlのお水に大さじ1杯で足りるかと思います(^^)
では手順です。
あさりの砂抜き手順
①まず、あさりをバットの網に重ならないように並べます。
網を重ねることで、吐き出した砂をまたあさりが吸い込んでしまうことを防ぎます。
塩水は、20℃くらいがベストです。冷たすぎないように気をつけましょう。
完全に浸けると呼吸ができなくなってしまうので、少し出るくらいに注ぎます。
②そして新聞紙やチラシなどで蓋をして、2~3時間放置します
真夏でお部屋がすごく暑いとき以外は、常温で放置します。
なるべく、元の環境に近づけてあげることで、リラックスして砂をたくさん吐き出してくれるのだそうですよ♪
海水と同じ濃度の塩水と静かな暗闇を作ってあげれば、活発に水管を出してくれます。
また、砂だしする際には水がはねるので、新聞紙やチラシは、周りが水浸しにならない効果もあるのです(^^)
今日のあさりの砂は少なめでしたが、こんな砂が出てきます。
③最後に流水をかけながら、こするようにして表面の汚れを落とします
スーパーのあさりは、砂だしが終わったら塩抜きは必要ないのだそうです。
これは流通段階で塩抜きがされているためなんですって♪
使う前に流水でこすりながら、表面の汚れを落としましょう。
これで砂抜きは完了です(^^)
でも、さらにひと手間かけるだけで、もっと美味しくできる裏技がありました。なんと旨みが7倍も増えるらしいのです♪
もし、急いでなければ、ぜひ一晩これをしてみてください。
あさりの旨みを7倍UPさせる方法
砂抜き後、旨みが7倍もUPする裏技は、「一晩放置する」という方法でした。
手順は次の通りです。
こうすることで、旨み成分【コハク酸】が増えるんですって♪
テレビでも紹介された、貝料理専門店の店主さん直伝の方法でした。
ちなみに、アサリは平たいものと厚いものだったら、平たいものが美味しいそうです。
一見、厚いほうが身が大きそうですが、平らであればある程、身がギュっと詰まってるそうですよ(^^)
では、買ってきて冷蔵庫に入れてしまった場合についても確認しておきます。
さらに死んでしまったアサリの見分け方と、砂抜きを急いでいる場合の緊急方法も調べてみました♪
アサリを冷蔵庫に入れてしまったら?
帰ってきて冷蔵庫にしばらく入れておくと、アサリは冬眠状態になるようです。
その為、砂抜きを開始しても吐き出しが遅いので、砂抜き時間を多めにとります。
死んでしまったアサリを見分けるには?
流水でこすりながら洗い流すときに、水を溜めたボウルにアサリを入れます。
このとき、アサリの口が開いていて指で閉じてみてもまた開いてしまって自力で閉じられないものは、死んでしまっています。
割れていても、口が閉じているものに関しては大丈夫です。
生きていないものは残念ですが、一緒に調理すると味が落ちるので調理前に取り除くのをおすすめします。
砂抜きを急いでいる場合は?
すぐにアサリを使いたい!なんて場合は、50℃洗いという方法があります。
※ゴム手袋などを利用して、火傷に注意して行ってください。
50℃のお湯に入れると、アサリの水管がウニョウニョ出てきます。これは、ヒートショックを受けて、身を守ろうとしている行為なのだそうです。
水分を吸収して身を出してきている為、この状態でかきまぜると、砂や汚れを吐き出してくれます。
しかも50℃洗いをしたアサリの身は、ふっくらした仕上がりになるのだそうです。
わたしはまだ挑戦したことはありませんが、話題になった方法です。
ただ、『砂が残って失敗してしまった』といった声もありましたので、心配な方はやっぱり時間をかけて砂抜きすることをおすすめします。
43℃以下だと菌が繁殖し、60℃以上だと身が煮えてしまいます。また、汚れでお湯が濁り過ぎたら、1度お湯を取り替えて、冷水に入れます。
もし50度洗いをされる場合には、こんなことに注意してください。
でも、こんな方法があったとはビックリでした。ちょっと砂が残らないかは心配だけど、旨み成分や栄養分は残ったままなのだそうです(^^)
うめのまとめφ(.. )
今回さらに調べてみて、新たな発見がいっぱいでした(^^)
とりあえず、買ってきたら砂抜きするのを定番にしようと思います。
500mlのお水に大さじ1杯の塩と覚えながら・・塩水の温度も注意が必要でした。
旨み成分のコハク酸も最大限に引き出して、美味しくいただきたいですね♪
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