コーティングされたシルバーネックレスのお手入れ。くすみ汚れも家にある洗剤でピカピカに

最近、ハンドメイドが楽しくなってきて、ネックレスも自分で作るようになりました。

今まで購入していたものを身につけるのが当たり前でしたが、意外と簡単にしかもリーズナブルに作れてしまうので、お気に入りのものがどんどんと増えています。

そんな中、先日購入したネックレスチェーンの材質を調べていたところ、「ロジウムコーティング」という言葉に目が止まり、そういえばお手入れの方法を全然理解していない自分に気が付きました。

調べてみると、このコーティングがされているシルバーネックレスは、市販のジュエリークロスで磨くとコーティングがとれて、黒ずみの原因になる可能性があるということではないですか!

よく考えれば、ジュエリークロスで研磨剤が入っているものならコーティングがとれて当たり前なんですが、うっかりいつもの癖でクロスでこすってしまうところでした(汗)

今まで、素材でお手入れ法を変えるということ自体、頭になかった自分に猛反省中です。

今回は、そんなコーティングされているシルバーのお手入れ方法を1から調べて、実践してみたことをまとめてみました。

お手入れ前と後のアクセサリー

くすんだ皮脂汚れくらいであれば、家にある中性洗剤で簡単に落とすことができましたよ♪

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コーティングされたシルバーネックレス。くすんでしまったら中性洗剤を使って優しく落とす

磨くとピカピカになる研磨剤入りのジュエリークロスはすごく便利ですが、今ある汚れは別の手段でも落ちる可能性があるので、今回は研磨しない方法を試してみました。

わたしのくすんでしまったアクセサリーも、家にある中性洗剤を使ったら綺麗に汚れを落とすことができました。

準備するもの

用意したものはこちら。

お手入れで用意したもの
  • 洗面器
  • 中性洗剤
  • 柔らかいブラシ
  • タオル

ブラシが無くても手でやさしく撫でるようにも洗えますが、摩擦で傷付く可能性があるのでブラシを使いました。小さなブラシを使うとチェーンの隅の汚れまで落としやすいです。

(ちなみに、わたしは使わなくなった小鼻用の洗顔ブラシをアクセサリーの洗浄専用にすることにしました。お肌に使うだけあって柔らかくお勧めです。)

コーティングされたシルバーネックレスを洗った手順

こちらのくすんだ細いネックレスチェーンを洗ってみます。

くすんだネックレス

① 洗面器にお水を貼り、中性洗剤を数滴たらす

洗面器にお水を入れて中性洗剤を数滴垂らし、ネックレスを漬ける

② ネックレスを水につけて、少しずつブラシで細かい部分まで洗っていく

柔らかいブラシで細かい部分の汚れも落としていく

汗や皮脂汚れがつきやすい首の後ろ付近は特に汚れが多かったので、原液をブラシに少しつけて優しくこすりました。

③ きれいなお水で洗剤を洗い流す

しっかりと洗剤が残らないようにすすいでいきます。

④ タオルでチェーン同士をこすらないようにしながら、水分をしっかりとっていきます。

タオルで水分をとる

ビフォー・アフターの写真です。

お手入れ前と後のアクセサリー

技術不足で伝わりにくい写真で申し訳ないのですが、研磨剤を使わなくても、すごく綺麗になりました。手触りも元通りに復活しています(^^)

太めのチェーンも首元がくすんでいたので洗ってみましたが、こちらもスッキリ。

お手入れ前と後のビフォー・アフター

この方法は、K18やプラチナなどの素材でも可能とのことだったので、安心して行うことができました。これで高級品のお手入れも、ビクビクしないでできそうです。

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綺麗になっても銅色になっている部分がある場合はコーティングが剥がれているのかも

しかし、綺麗になったけれど、あることに気が付きました。

銅色に変色している部分

こんな風に変色している部分があったのです・・。

硫化という化学反応が起こってて、ここからさらに進むと黒ずんでしまうのかな?と思い、研磨剤入りのジュエリークロスを使ってみたのですが・・

残念ながら、この銅色になった部分は復活しませんでした。

こすってもこすっても元の色には戻らず、むしろ範囲が大きくなってしまい、これはコーティングが剥がれてるんだと気づきました。

変色した部分を磨いてみた様子

お手頃価格のアクセサリーに限るのかもしれませんが、こまめなお手入れが大切ですね ・・。

コーティングされたシルバーネックレスを変色させないために、普段から意識したいこと

ここからは自戒を込めて、普段から意識したいことをまとめてみます。

  • ネックレスは、メイクやヘアセットなどを終わらせて、綺麗な手でつける
  • 水仕事のときは、なるべく外す
  • 温泉の硫黄成分には特に注意をする
  • 天然石やパール、ウッドものなど、水洗いに不向きなアクセサリーもあるということを忘れない(買い足すときは、必ず確認する)
  • 取り外して、収納するときには柔らかい布で汚れを落とす
  • 収納するときは、なるべく他のアクセサリーと重ならないように気をつける
  • 空気に触れているだけでも、くすむ原因になるため、年に数回しか使わないものも時々お手入れする

いろいろとありますが、まずは朝から汚れをつけないようにすることが大事なんですね。バタバタしていると、特にそんな余裕がないときがあるので・・ (汗)

そして、しまうときには毎回必ず柔らかい布で汚れを取り除いてあげることが、何より大切だと痛感しました。

お店の方にお勧めしていただいたものだと、セーム革は研磨剤が入っておらず、皮脂などの汚れを取り除くのによい商品なのだそうです。

セーム革

洗って繰り返し使えるので、長く愛用できます。

パールなどもセーム革で皮脂の汚れは落ちるようなので、アクセサリーの収納場所に置いておくと忘れずにすみそうです。

素材によって、お手入れの仕方が違う点がアクセサリーの難しい点ですが、お気に入りのものは永く使い始めたトキメキのまま愛用したいですね。

今回調べてみて、とても良い機会になりました(^^)

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