結露の影響から、黒カビが繁殖しやすい窓周辺。
カビらしきものが付着しているのを発見すると、なんとも切ないですよね。
「できれば、体に優しい洗剤でパパッとカビ汚れを退治したい」そんな風にも思います。
身近なナチュラル洗剤といえば重曹ですが、果たしてカビ退治ってできるのでしょうか?
今回はそちらを調べてまとめてみました。
窓周辺のカビに重曹って効くの?
お風呂の掃除で重曹を使う方は、窓のカビに重曹で対処できないか気になるところかと思います。
結論からお伝えしてしまうと、カビ汚れに重曹を使うのはイマイチな方法です。
まだカビが付き始めたばかりの状態ならば、こすったりして落とすことができますが、漂白はできないので黒カビが残る可能性があります。
また、除菌力も期待できません。
カビ汚れに効果があるナチュラル洗剤
そこで試してみたい洗剤が、過炭酸ナトリウムです。
こちらは漂白効果があり除菌力もある為、カビ汚れに使えるんです。
ただ、塩素系のカビ取り剤より穏やかな作用なので、根深く繁殖してしまったカビは何度か繰り返す必要があります。(市販のカビ取り剤でも、カビの根が深いと、何度か繰り返しのお掃除が必要となります)
カビを放置してしまうと、どんどんお掃除も大変な状況になるので、普段からの予防も大切です。
なので、過炭酸ナトリウムでカビを除去する方法と、普段の予防方法を合わせて行ってみました。
過炭酸ナトリウムで窓のカビを撃退する方法
用意するもの
- 過炭酸ナトリウム
- キッチンペーパー
- ラップ
- 雑巾
- ゴム手袋
- 洗面器など、過炭酸ナトリウムと水を混ぜるための容器
手順
窓枠のゴムパッキンについたカビ汚れを退治していきます。 ホコリなどの汚れがある場合は、事前に取り除いておきます。
① キッチンペーパーを細く切る
② 洗面器にお湯を溜めて、過炭酸ナトリウムを約小さじ1杯程入れる
混ぜると粉末が溶けていきます。
手荒れする洗剤なので、ゴム手袋をすると安心です。
③ キッチンペーパーを浸し、水気を切ってカビ部分にのせる
④ その上からラップを当てて、密着させる
この状態でしばらく放置します。
わたしは家事の一番始めにラップして、数時間後に外すことが多いです。
⑤ 水拭きを数回行い拭き取る
過炭酸ナトリウムを溶かした液が残らないように、数回に分けて拭き取っていきます。
これで完了です。
もしカビが残るようであれば、根が深いので、この手順を繰り返して撃退させます。
最後の仕上げ・普段のカビ予防方法
さらに、最後の仕上げでカビの予防ができます。
カビを除去した後も、普段のお掃除に取り入れればカビの心配が減りますよ(^^)
カビ予防に用意するもの
- 消毒用エタノール
- スプレーボトル
- 雑巾
エタノール(アルコール)は、殺菌・消毒作用が高く、カビ予防にはお勧めです。
エタノールスプレーでカビ予防【手順】
※エタノールには引火性・揮発性があるので、取り扱いには注意してください。
(火のある場所へは近づけず、必ず換気をしながら掃除は行います)
雑巾にエタノールスプレーをかけて、カビ予防をしたい箇所を拭いていく
これで完了です。
消毒用エタノールは揮発性があるので、乾拭きする必要はありません(^^)
ササッとできて、お手軽な予防法ですよね♪
窓ガラスのカビ予防にもなるので、窓全体を拭いても大丈夫です。
ただ、木製の窓枠などでニスが塗ってあるタイプのものは、ニスが溶ける可能性があるので、注意してください。
うめのまとめφ(.. )
窓のカビ撃退方法は、ナチュラル洗剤でも行えることが分かりました。
カビ撃退には・・
- 過炭酸ナトリウムでパック
- 残らないように数回、水拭きをする
カビ予防には・・
エタノールスプレーで拭き掃除をする
黒カビは生え始めた頃には除去しやすくても、深くまで根をはってしまうと完全に取り除くことは難しくなります。
そんなときは、パックを何度も繰り返すことで、徐々に取り除くことができますが・・
もし大変ならば、市販のカビ取り剤を使って、同じようにパックするのも1つの手です。
完全に取り除いてから、消毒用エタノールでこまめに予防することを徹底されると良いかと思います。
カビが発生すると、カビを食べるダニも発生してしまうこともあるので、早めに撃退してしまいましょう。
ちなみに、この方法はお風呂場のシャワーホースにも応用できますよ♪
窓の結露対策についても別記事でまとめています。
コメント